君へ

今年も君に手紙を書く真っ白で凛とした季節がやってきた。

 

君の瞳は何を見ているのだろう。

君の耳は何を聞いているのだろう。

君の口は何を伝えたいのだろう。

君の頭は何を考え、

君の心は何を欲しているのか。

 

そのシンプルで深い問いかけは、七年の歳月が

僅かではあるが、確実に私に答えを運んできた。

君と理解しあう術の大半は、君の成長によりもたらされたものだ。

しかし、どうか忘れないでほしい。

一方で、私の限りない愛が君への理解を深めたことも・・・

 

強い意志とは言えないが、穏やかでささやかな自己主張は

私に勇気と希望をもたらしてくれる。

ともに歩んだ歳月の正しさを確信させてくれる。

 

私達の挑戦は八年目へと移っていく。

後ろに付いていた君の影はいつしか隣に移り

同じ歩幅で歩ける2021年。

どうか来年もよろしく。

 

 

私は、いつの日も君の横にいる。

 

 

十二月二十四日

鈴木 浩之