母の教え

お金持ちになりたい。若き頃常に持っていた思いだ。夢はいつも自分自身の為にあった。お金そのものに良いも悪いもない。すべては、使う側の心の中にある。お金そのものは確かに心の平安をもたらすし、自信となる強いパワーを持っている.もう一度言う。若いころは夢の全てだった。今でも決して不要ではない。

しかし、私の人生の順位付けではあの頃より随分後退したように思う。そしてその後退こそその他の景色を見るための前進であった気がする。私には、現在五十名弱の社員がいる。今後も毎年増え続けるであろう。そのひとりひとりにの人生が素晴らしいものになるためのお手伝いが今後の私のライフワークだ。自分のためから人様の為の人生になったとき、少しだけ私自身の存在価値が高まったような気がする。恰好を付けるわけではないが、微力ながら他人様の人生に関われたことが私の大きな誇りだ。そして、いつもその人々により私の人生も支えられている。「世の為人の為」子供の頃よく母から聞いたあの言葉こそ今の私の人生の道標だ。