この春大学生になった娘が、「国際交流」という授業でロシアからの留学生と仲良くなり、この夏休みに我が家に連れてきました。

最初、「言葉は？！ロシア語？！」とどうやって会話したらよいか戸惑いましたがまったく心配要らず、彼女は日本語をかなり勉強していて、会話は全て日本語。

礼儀正しく、敬語も正しく使いこなす彼女ですが、なんと日本に来て１０ヶ月だそうです。

そんな真面目さや丁寧な言葉遣いに娘はとても感動し、あっという間に仲良くなったそうです。

大学生活では彼女の下宿先にお邪魔して、ロシア料理を頂いたり、日本文化について話をしたり。。充実した時間を過ごしていたようです。

 

そんな素敵な友達が出来たと、私も嬉しくなり、また、ロシアの学期末である８月末にロシアへ帰ってしまうということもあり、是非一緒に遊びに行こう！と誘いました。

 

１日目は温泉を楽しむために、須坂温泉に宿泊　初めての浴衣も来てもらいました。

２日目は高山村観光　山田牧場やサザエさんのオープニングでも紹介された雷滝を観に。

でも、本当は・・・

日本の研究で彼女が発表をした、軽井沢に行きたかったんです。

でもこのコロナ禍・・・軽井沢の人の多さも心配で見合わせていましたが・・・

別荘地の緑の中でお茶をしたいという何とも素朴な願いだったので急遽軽井沢へ！

 

地元の人しか行かないような森の中のカフェへ行きました。

青々した木々の下、木漏れ日を感じながら外のテラス席で美味しいコーヒーを頂き日本文化やロシア文化の話をしたり・・・

とてものんびりとした気持ちの良い時間を過ごしました。

こんなに仲良くなったのに、ロシアに帰ってしまうなんて・・・

「とても素敵な卒業旅行になりました。本当にありがとうございました。」と彼女からの言葉。

とても寂しく、お別れの時は名残惜しくて仕方ありませんでした。

 

９月から彼女はロシアの大学院へ進学し、日本文学を専攻するそうです。

きっとまた、長野へ来てくれると思いながら娘はまた、日本とロシアでインスタグラムでやり取りをしているようです。

きっとまた会えますように。

 

本店　鷲野