10年の歳月
スタッフブログ 2022/05/11
10年前、主人の父が84才のとき、家の垣根に車で二回ぶつかったのを機に、「もう運転しないほうが」と提案したら素直に受け入れてくれました。義母を買い物に連れていくための実家通いが始まりました。
その3年後、私の母が入院して一ヶ月で亡くなり、一人になった父が不憫で、私の実家へも通うようになりました。
あれから7年・・・
主人の両親を見送り、そして先日、私の父も看とりました。
一緒にも近くにも住んでなかったせめてもの償いで、10年間毎週末、両方の実家に通い続けました。
時には嫌なこともありましたが、いい10年間でした。
後悔がないと言えば嘘になりますが、できることはやってきたつもりです。
この歳になってやっと、誰かのためになることに喜びを感じられるようになりました。
この先もいい人生となるよう、毎日を大切に過ごしていきたいと思います。
群馬支店 三浦