50歳になって、肩と心と植物が教えてくれたこと
50歳になって思うことを書いてみようと思います。
若い頃は、50歳といえばもっと落ち着いた大人を想像していました。
何でも分かっていて、多少のことでは動じず、余裕がある人間になっているのだろうと。
でも実際に50歳になってみると、思っていたよりも普通です。
肩は上がらないし、妙にイライラする日もあるし、「これは年齢のせいなのか、性格のせいなのか」と考えることもあります。
まず、五十肩です。
これはなってみないと分からないものですね。
服を着る、棚の上の物を取る、何気なく腕を伸ばす。
今まで当たり前にできていた動作が、ある日突然「痛い」に変わります。
気持ちはまだ若いつもりでも、体は正直に年齢を教えてくれます。
それから、最近少し気になるのがイライラです。
男性更年期という言葉も耳にするようになりました。
自分がそうなのかは分かりませんが、以前より小さなことで気持ちが揺れることがあります。
年齢を重ねるというのは、経験が増えることだけでなく、自分の機嫌や体調とも上手に付き合っていくことなのだと感じます。
一方で、不思議な変化もあります。
最近、植物が好きになってきました。

若い頃は特別な興味はありませんでしたが、今は緑があるだけで少し気持ちが落ち着きます。
水をやり、葉の様子を見て、少しずつ育っていく姿を見る。
そのゆっくりした感じが、今の自分にはちょうど良いのかもしれません。
物欲も少なくなってきました。
昔は欲しい物がたくさんありました。
良い車、良い時計、良い服、新しいもの。
もちろん今でも良いものは好きですが、以前ほど「欲しい」という気持ちに振り回されなくなりました。
その代わりに、健康であること、家族や周りの人と穏やかに過ごせること、仕事を通じて誰かの役に立てること。
そういうものの価値を、少しずつ強く感じるようになりました。
50歳という年齢は、何かを諦める年齢ではなく、必要なものと不要なものが見えてくる年齢なのかもしれません。
50歳になって、肩は上がらなくなりました。
イライラする日もあります。
植物を見て落ち着くようにもなりました。
物欲も減りました。
でも、まだまだ変化の途中です。
これからの50代は、体と心の変化を受け入れながら、新しいものにも向き合っていく。
そんな時間にしていきたいと思います。
肩は上がらなくても、視野は少し広げていきたい。
そんなことを思う、50歳の今日この頃です。

所沢インサイトオフィス 船木